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MANUFACTURING/  草津のものづくり

葦100%

紙を作って、紙から作る

和紙工房 わかたけ

障害により就労が困難な人に働く場を提供すると共に、知識及び能力向上の為の支援を行っている若竹作業所さん。
取り組みの一環として草津和紙を作成されていますが、その製作や指導をされている社会福祉士・精神保健福祉士である中原真紀さんにお話を伺ってきました。

わかたけさんでは、いつ頃から和紙を作られているのですか。

和紙の作業自体は今年で27年になります。たまたま、和紙の専門店をされている方がいらっしゃって、一つの教材として始められました。当初はもっと大々的に作って販売されていたと聞いています。
ただ、紙の需要がどんどん減ってきて、私がこちらに来た7年前は、取り組み自体がほとんどできていない状態でした。でも、今までやっていたことをここで途絶えさせるのは勿体ないですし、何か新しい事を始めようと考え、他の作業所さんで和紙の取り組みされているところと集まってアイデアを出し合って取り入れたりして今に至ります。

途絶えさせないための新しい取り組みはどんなことですか。

葦紙100%の裁断くずを使って、リサイクルして和紙を制作している事ですね。
「草津ならではの葦を使った手漉き和紙をしたい」と考えて、はじめは自分達で葦を繊維質にしようとしてみたんですけど、葦は固くて私たちの規模ではとてもできないんですね。
それで、葦紙100%の紙を作られている企業さんに相談したところ、その紙の裁断くずを貰い受ける事が出来ることになったんです。手間がかかるので裁断くずも捨てるに捨てられなくて取っておいてたそうで、ラッキーですね。それを私たちが原材料に戻して、新たに手漉き和紙として再生させています。

環境にも優しい和紙なんですね。

そうですね、裁断くずなので、印刷のインクが残っていたりしますが、それを取るためにたくさんの薬品を使うと、また琵琶湖の水を汚すだけなので、それも味としてそのまま使っています。

制作で工夫されている事はありますか

葦は繊維質が短いので、私たちの規模で作るとポロポロと弱い紙になります。そこで雁皮をつなぎとして混ぜています。雁皮を混ぜると強さや光沢が出るので書道などにも使える紙が作れるんですよ。
配合を変えてみたりと、いろいろ実験をしています。手漉き用の木枠も手作りをしているので、サイズなども出来るだけ要望に応えて対応しています。

その他にも、どんな商品が良いのか常に考えていますね。
アクセサリーに使えるような、コットンパールの和紙バージョンとか作れたら面白いかなとか、草津市の花でもあるあおばなを使った和紙なども考えています。

街あかりなどでも体験教室もされているのですね。

はい。街あかりでは、夜のイベントという事もあり、クリスマスツリーのミニランプを作るワークショップをしました。手漉き体験だけではなく、そういったクラフト体験も沢山の方に参加いただき、楽しんでいただけました。
「紙を作る」だけでなく、「紙から作る」という事で、ワークショップにも色々な可能性がありますね。

街あかりなどのイベント以外では、どこで体験が出来るのですか。

この作業所で手漉きの体験もできますし、出張ワークショップもしています。
書道教室で手漉き体験をした時は、自分の漉いた紙に書を書き、作品を完成させるという事で、皆さん本当に真剣に取り組まれていました。
水のあるところであれば、どこでも道具を持って行きますよ!

体験を通して伝えたいことはありますか。

やはり、環境の事でしょうか。
滋賀県には琵琶湖があり、葦がたくさん生えています。その葦は、水辺の生き物たちに大切な生活場所であったり、水質を浄化する役目をしてくれています。琵琶湖の環境を守っているのは、こうした葦の作用があることを伝えていきたいですね。

それと、体験をすること。
体験教室は子供向けにすることが多いのですが、初め水に手を浸けるのを嫌がる子も結構多いんですよ。「汚い。泥水に手を浸けるみたいで嫌」って。
でも、やってみたら面白い!触りたい!紙ってこうやって出来るんだ!ってたくさんの発見があるので、やっぱり体験するのは大切にしたいですね。

昔は建具や傘、灯りなど、生活の中にたくさん紙がありました。
和紙を通じて、紙の事、環境の事を見直すきっかけになればいいなと思っています。

大人も子供も楽しめる手漉き体験教室はおすすめです。
出張ワークショップも、まずはお気軽にお問い合わせください。

社会福祉法人 若竹会 若竹作業所

TEL:077-565-0178

FAX:077-569-4790

ホームページ:http://www.wakatake.info/wakatake/

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