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わたしと草津296才で日本舞踊に出合い、昭和55年に草津市の自宅で「音羽流音羽菊女治会」を設立しました。現在に至るまで休むことなく、稽古指導を行い、行事で日本舞踊を披露しています。私自身が楽しみながら、若い世代に伝統の踊りを教えていくことが目標です。思い出深いのは、「三大神社藤まつり」で踊りを奉納したときのこと。藤を見ながら踊るのはとても気持ちがよかったです。野外ステージに憧れがあり、琵琶湖をバックに踊りたいと思っています。日本舞踊の師範として活動歴史や自然のなかで舞踊披露も私は草津市出身で、小学生のころから琵琶湖の魚の研究をしたいと思い、琵琶湖博物館で展示を見て、学芸員を目指しました。夢がかなって、学芸員として琵琶湖の淡水魚の起源解明や分類、保全に関する研究を行っています。琵琶湖博物館の見どころのひとつに、学芸員の研究や積み重ねた成果を紹介する展示があります。素晴らしい琵琶湖の自然を未来につなげていくために、これからも研究を重ね、展示にも力を入れていきたいと思います。世界有数の淡水魚博物館の学芸員として研究を重ねる草津の人日本舞踊音羽流音羽菊女治さんおすすめSPOT歴史や文化、自然を体感できる市内に歴史や文化、四季の美しさを感じられる場所がたくさんあるところが魅力です。芦浦観音寺の書院で日本舞踊を披露したことは記憶に残っています。日本舞踊の音羽流師範として半世紀にわたり活動おすすめSPOT滋賀県立琵琶湖博物館学芸員川瀬成吾さん琵琶湖博物館日本だけでなく世界でも有数な博物館が草津市にあることを、もっとアピールしたいです。トンネル水槽をはじめ、琵琶湖に関わるさまざまな展示をぜひお楽しみください。水族保全学を専門に生態系研究領域の学芸員KUSATSU|PEOPLE