草津市特集
草津市には歴史的建造物や美しい社寺がたくさんあります。思いを馳せながら草津の街並みを散策してはいかがでしょうか。
江戸時代の主要な街道の東海道と中山道が分岐・合流する重要な宿場、草津宿。各宿場に置かれ大名や公家の休泊に利用されたのが「本陣」です。「草津宿本陣」は、建物が現存するなかで全国最大級の規模。宿帳である大福帳には、新選組や皇女和宮の名前も記されています。
077-561-6636
草津市草津1-2-8
9:00~17:00(入館は16:30まで)
月曜日(休日の場合は開館)、
休日の翌日(土・日・休日と重なった場合は開館)、
年末年始
有料
草津宿本陣の近くにあり、江戸時代の「旅」と「街道」をテーマに、宿場町として栄えた草津の歴史や文化を紹介している歴史資料館。資料や模型の展示のほか、浮世絵摺りなどの体験コーナーも人気です。
077-567-0030
草津市草津3-10-4
9:00~17:00(入館は16:30まで)
月曜日(休日の場合は開館)、
休日の翌日(土・日・休日と重なった場合は開館)、
年末年始
有料
草津宿本陣の近くに建つ本陣料理の伝統を受け継ぐ老舗。創業170年の歴史を持ち、建物や部屋は細部まで意匠を凝らしてつくられています。湖国百選の庭園を眺めながら、江戸時代から伝わる格式高い会席料理を堪能できます。
草津駅から5kmほどの地にある三大神社。穂が地面を擦するほど長くなることから「砂擦りの藤」と呼ばれる見事な古藤が有名です。毎年4月下旬から5月上旬にかけて開花し、見学者でにぎわいます。本殿の傍らには、国指定の重要文化財である鎌倉時代の六角柱の石燈籠があり、こちらも必見。
090-6247-2240(藤古木保存会)
※藤開花時期のみ
草津市志那町309
基本無料
※藤の開花時期のみ要協力金
草津市内の7つの地域に伝わる民俗芸能で、毎年5月3日に開催。鮮やかな衣装を着た踊り手のまわりを、扇子や鳴り物を持った人が取り囲み囃し歌いながら踊ります。地域ごとに衣装や踊りが異なります。
若宮八幡宮(矢倉)、老杉神社(下笠)、印岐志呂神社(片岡・長束)、志那神社(志那)、三大神社(吉田)、惣社神社(志那中)
※矢倉は隔年、長束は3年ごとの開催
1200年以上の歴史を誇る神社。征夷大将軍の坂上田村麿が東北鎮圧に際して祈願したことから、厄除開運・交通安全の神社として信仰を集めてきました。東海道に面し、江戸時代に大名や旅人も道中安全を祈願したといわれています。
周囲に堀と土塁を巡らせた、中近世の城郭を思わせる特異な外観が特徴。「芦浦観音寺跡」として国史跡に指定されており、重要文化財の観音寺阿弥陀堂や書院も有名。